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photo and Text: machinist

147 OSX & Adobe Creative Suite
PhotoShop CSを使うため、OSX用に新たなMacを導入した。それも最新鋭のG5ではなくG4という選択はかなり悩んだ末のこと。プリプレス(印刷前工程)の現場は未だにOS9が主流なので予備機としての機能を考慮すると仕方のない判断だった。このPhotoShop CSが含まれるAdobe Creative Suiteは、統一したカラーキャリブレーションを始めとしてヴィジュアルデザインツールとしての完成度はきわめて高いと思う。ただ、ぼくのワーキングデスクがデジタル化されてから13年くらい経過したけれど、このことでデザインのクオリティが上がることは全くなかった。Creative Suiteは「質」としての向上をもたらすのかどうか。いや、これはソフトの問題では全然ないのだけどね・・・笑。(PENTAX*istD FA35mm F2AL)
2004/09/16



146 RAW
145から始まる数点はRAW撮影の予定。そのデータをPhotoShop CSで展開・補正し、8bitのJPEGに落としている。750/500pxでどの程度の効果があるのか、多分ないと思うがしばらく検証してみるつもり。この幻聴日記の写真はいままで1点を除いてすべてJPEGで撮影している。PENTAXの専用現像アプリではダウンコンバートした絵で元のデータをいじらなければならないが、そんな勇気はもちろんない。その点でPhotoShop CSは凄い。レンズの色収差まで原寸でほぼ完璧に補正してしまう。(PENTAX*istD FA35mm F2AL)
2004/09/16



145 Gooooood Morning !
明け方、空をみたら異様に綺麗。急いでカメラをもって外に出た。朝焼けと夕焼けは微妙に違うんだね。透明感のなかに生きていく力を放射していると思った。で、今日から秋号開始です。(PENTAX*istD FA35mm F2AL)
2004/09/15



144 DEEP SUMMER MIDNIGHT III
最近思うのは人間の「目」と「耳」のこと。感覚器としてのスペックはそれほど重要ではないように思えるし、観ることも聴くことも「脳」のちからにそのほとんどを依存している。これは以前の日記にも断片を書き連ねていると思うが、もうひとつ別の面に気がついた。それは目も耳も絶えず動いている、または微振動しながら、情報を得ているということだ。カメラのレンズやマイクロフォンとの最大の違いはここにあると思う。逆三次元スキャンと言うべきか。動きつつ受けとめる立体的な情報は途方もない大きさなのではないだろうか。
例えば生音を聴く状態を考えると、鼓膜を揺らし脳に伝わる波形は合成された波形であるとしても、耳と身体はミクロ的には固定されていないから、マイクロフォンの感じる合成波とはかなり異なり、空間に漂うさまざまな波を感じていると思うのだ。移動による変化分の厖大なデータをたよりに、脳は鼓膜が伝える合成波形から本来の個々の波を容易に解きほぐすことが出来る、とかね。夏の深夜の妄想か・・・ちなみにスピーカーの前で動きながら聴いてもこれはダメです(笑)。

というわけで、夏ヴァージョン全72回を終了します。またしても超地味写真を選んでしまった。秋はもう少しお洒落な写真と文章で、てなわけないか。(PENTAX*istD FA35mm F2AL)
2004/08/27






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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