下のbackボタンで過去へ進みます。 幻聴日記第1期 INDEX はこちらから photo and Text: machinist |
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774 | ワンコの散歩から帰ってきたカミさんが、夕焼け凄っごいわよ、てなわけで、あわててカメラを持って飛び出した。すでに陽は暮れかかっていて、少しでも日没を遅くするため西の方角へ走った(オバカ・・・) |
PENTAX *istDS SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC ISO:1600を1段分増感 2006/09/21 |
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773 オーディオの最後に? | "機竜"で壮絶なリアルサウンドをものにしている"りゅりゅさん"に、わが家の装置を測定してもらいました。(今日は文体が違うぞ・・・) 写真のグラフはスピーカーから1m / 2m / 3.5mにおける周波数特性で、ピンクノイズをスペクトラムアナライザーで1/3octにプロットしたデータ。当然ながらルームアコースティック込みの総合特性です。ちなみに、縦軸は一目盛りが約6dBという関係になっています。 ・ 以下は、りゅりゅさんの解説&コメントです。かさねてお礼申しあげます。 ・ machinistさんの御厚意で(注:こちらからお願いしたのです・・・)、携帯スペアナを使ってF特を測らせていただきました。普通ベテランの方は、こういう無味乾燥な計測を嫌がると思ってましたので、嬉しい驚きでした。 感想はナローながら、非常に素直ということです。感動しました。うちよりも暴れがないです。これがほんとに計測器なしに耳だけで合わせたF特? 日頃、静特性は重要ではないと言ってる割に、しっかり自分は調整してました(^o^)/という姿勢はある意味、ずるいなあと思ってしまうわけですが(笑) ・ クロスは500Hzということで、すなわちここがmachinistシステムのキモ。そこの部分を観察しましても極めてスムーズにつながってます。これがダメなら、もうmachinistさんの耳はどうしようもないといってもいいです(笑) しかし。特に1mでは300〜3kフラットとみなしてもいいはずです。素晴らしいですね。machinistさんがニアフィールドで聞くわけがわかります。 ・ 3.5mでは100Hz以下が盛り上り、1kと同レベルになり、いい感じですが、いかんせん、高域が足りません。100〜200Hzにデップがありますが、この距離では高域不足のためローブーストに聞こえてしまうでしょう。低域をいくら伸ばしても、それにあわせて高域も伸ばしていかないとアンバランスになるわけです。(注:通常、この位置で聴くことはありません) ・ 機械的な・・静的なF特と聴感は違います。machinistさんのシステムは、音楽を聞いていると、私にはもっと100Hzや1k〜2kが出てるように聞こえます。ここらへんのトランジェントがいいせいだと分析しています。動的特性が重要というmachinistさんの言葉が実感できます。しかしながら、こうした計測も自己のシステムの調整には参考にはなるはずと期待してます。 ・ このままナローでアルテックシステムの良さを大事に突き進んでいくのか、いや、アルテックのイメージをブチ破って、あっと驚くワイドレンジ化を目指すのか。アルテックシステムのワイドレンジ化なんて前代未聞かも。ワイドレンジ化はまたやっかいな問題がいろいろ出てくるんですが、これからどうmachinistさんが進んでいくのか興味は尽きません。(おわり) ・ なんで、測定してみたいと思ったかというと、もうやることがなくなったから(笑) オーディオ趣味のエンディングイベントに相応しいのじゃないかって、ね。 いやぁ、最初ピンクノイズを聴いたとき、すげっ、ナローって感じで、やっぱ頼むんじゃなかったと後悔したわけですが、音楽を聴くとそんなに狭い感じがしないのが不思議。設計当初から50Hz以下や15kHz以上がないのは分かっていたとはいえ、測定して、やはりないと寂しい(笑) ただ、いちばん懸念していたウーファーとドライバーのクロス部分が想像を超えてスムースに繋がっていたのには正直驚きました。どおりでSP盤がいい音してる訳だよね。この中域の再現性をみると、素直に両サイドを付け加える手法はアリかと思ってしまいます・・・が、いかん、エンディングじゃなくなる。 |
PENTAX *istDS SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC 2006/09/19 |