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photo and Text: machinist

778 TEST
一週間アップをサボっていたら「普通」にやや飽きがきた(笑)ここからの写真が、いままでと違うものになるかどうかは分からない。
EOS-1Ds MarkII EF70-300mmDO 2006/10/04



777 Eros in EOS
境界を浸食しながら、うねる曲面。2000年発売のEOS-1Vから引き継がれてきた。モダンデザインの対極にある生命のエロスを感じるといったら大げさか。当時流行したエルゴノミックス(自然的人間工学)を取り入れながらも、むせ返るような放射力はただものではない。デザイナーは世紀末のデカダンスの一滴をこのフォルムに忍ばせたにちがいない。フォトキナ2006では次期EOS-1Dsは発表されなかったが、大幅なモデルチェンジがあるとすれば、このオーラはなくなると思う。たぶん・・・
PENTAX *istDS SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC 2006/09/27



776 ポリーニのバルトークが鳴ってしまった!
aporiaさんとBrilletraegerさんをお迎えして、本年6度目のオフ会を行った。空気のコンディションが良かったせいか、はたまたフォノイコやパワーアンプのエージングが進んだためか、この日の空のようにクリアでヴィヴィットなサウンドに変貌していた。
夕食をはさんで延々9時間におよぶイベントの最後に、aporiaさんが「ポリーニ+シカゴ響のバルトーク、鳴りそう・・・」と宣うので、ぼくは「アナログディスクならあるけど」と答えてしまい、レコード棚を探しながらちょっと後悔した。アバド指揮の超高性能シカゴ交響楽団の咆哮に加えて、ポリーニのまるで斧を振り下ろすかのような強打鍵。ミンガスの「直立猿人」に勝るとも劣らない壮絶ワールド!じつはALTECになってから封印してしまったレコードの一枚なのだ。アナログ再生のなかでもトップクラスの難度だろう。こんな怪物ディスクで締めくくるのは危険すぎる(笑)

ところが・・・・・・・・・鳴ってしまった。危惧していた混濁感は皆無で、なにしろアタマがつかえない。途中からボリュームを4dBくらい上げてみた。ピアニシモでもフォノイコのノイズフロアは一切感知できない。楽音の余韻がテープヒスに溶け込む様子が明確に分かるくらいの大音量である。重低音が聴こえないとか、ピアノのタッチにもっと鋭角的感触が欲しいとか欲をいえばキリがないけれど、このディスクに封じ込められたbarbarousな世界を十分に顕していたと思う。いやあ、このフォノイコはひょっとしてタダモノではない?・・・自画自賛だな、こりゃ。

aporiaさんの関連記事
http://www.geocities.jp/soundfrail/off-1.html
Brilletraegerさんの関連記事
http://secumdum-naturam.blogspot.com/
PENTAX *istDS SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC 2006/09/25



775
 
PENTAX *istDS SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC 2006/09/25






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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