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750 プリアンプ、バランスアウト計画 | ![]() | 元来、家庭用オーディオにバランス伝送なんて意味はないと思っているのだが、 MERIDIAN 557というパワーアンプは完全バランスアンプなのだ。不平衡入力は反転アンプを経由してバランス増幅されるが、これは面白くない。なんとなく感じるスピーカーへの食いつきの悪さをそのせいにした(笑) 海外サイトのレビューを読んでみると(自動翻訳だけど・・・)バランス入力が圧倒的に優れていると複数のオーナーが述べている。 ・ 自家製の真空管式プリアンプはマッチングトランスを介することで150オーム出力を得ているが、この二次側の巻き線はスプリット(分離、結合選択可)なので、結線を変更すれば600オームのバランスアウトが得られる。巻き線の中点を音声信号のグラウンドとし、両端をホット/コールドに見立てるわけだ。バランス伝送のために新たにトランスを加えるのと違って、元々付いているものを利用するのだから劣化の心配はない(笑) ・ 構成的には単純な作業なのだが、改造というのは新規に作るより自由度がない分、難しい。この2週間、音を出すことが出来ないまま、内部の配置をぼーっと眺めていた。2組のRCAジャックをそのまま流用してバランスアウトにしてしまおうかとパーツまで揃えたのだが、このローカルルールはあまりスマートとはいえないし、といって新たにキャノン出力端子を装着する根性もない。で、窮余のソリューションはトランス端子ダイレクト・ケーブルアウトだ。 ・ 写真:自作ECC84フォノイコライザー+ラインアンプ。背面は初公開かも。ボリュームを交換してから天板は付けられなくなっていたので、無骨な出力ケーブルも気にしないことにしているが、世間ではこういうのを・・・・・(笑) ・ で、実際の音はどうかというと、これが(つづく) |
PENTAX *istDS SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC 2006/08/21 |