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2021/05/03

2244 GWのオーディオライフは大忙し

1:
遅まきながらYouTube Premiumに加入
わが家のスマートTV(パナソニック)の音声認識、Siriより優秀で、例えば「マリアカラス、NHKホール」と呼びかけると即座に検索。いまや最大のソース源!

2:
GEQの補整値を最大±4.5dBに制限
定在波を電気的に抑えるのは不可能といまごろ悟った(笑)

3:
ELAC 4PIに遮蔽板を設置するも、わずか三日で撤去
ドライバとの干渉は減るが、リボン振動板の至近に置くストレスが音に出ている。素材を集めたのだがたぶん使わない。

4:
トーレンスTD124のフルレストアを依頼
モータ周辺の劣化によるランブルノイズを改善すれば無敵!
高額修理なので2年ほど躊躇していたのだが、テクニクスGAEより音楽再現力が勝っているのは確か。



2021/04/30

2243 ELAC 4PI の放射方法を再検討

4PIを追加した目的は、メインスピーカーに超高域ノイズを付加するということで、全周放射の仕組みが都合良かったから。音響エネルギーの大半は背後の壁面からの反射なのだが、中央に置いた大型TVとのスキマからダイレクトに出ている音が、効果的なのか悪さをしているのか判断が難しい。そこであり合わせのゴム板(じつは加湿器のビリ付きを抑えるための自作パーツ)を半分に分けたらピッタリ嵌まった(笑) 結果は・・・もっと早く実践すれば良かったと反省。ALTECのドライバーとの干渉が激減している! この遮蔽板の素材、形状をいろいろ試してみたい。GWの楽しみが見つかった。。。



2021/04/26

2242 オークションで入手したトーンアーム、驚愕の梱包術!

往年の銘品、SAEC WE-407/23の2本目である。美しい姿につい誘惑されてしまったが、重量級メインウエイトとセットなので・・・これは言い訳(笑)



2021/04/12

2241 オリジナル・タンドリーチキン丼

酢飯、
セロリのささがき風カレー風味、
タンドリーチキン、
シンプルにタレは無し。
・・・予想を超える旨さ!



2021/03/31

2240 初メルカリはKYON2

再生環境がないので、保証はできませんとあったのだが、届いてみたらなんと新品!キョンキョンのデビュー1982〜1985年までの全17シングルのうち11点をゲット。こうして人生の運を無駄に使っている(笑)個人的には初期の作品が好きだ。岩崎宏美の譜面トレース力とか荻野目洋子のドライブ感はないけれど、無垢なアイドル性はピカイチじゃないだろうか。”なんちゃってアイドル”以降の自己俯瞰は、ちょっと・・・

で、はなし変わってチュックコリアである。先ごろ惜しくも他界されたが、50年前の彼は凄いのなんの。ピアノインプロビゼーションVol.1は当時のジャズ喫茶で掛かりまくったが、じつはB面を聴くべき!かつてのサークル時代の精鋭さを保っている。自前のサーバなので環境により聴取できない可能性あり。
http://www.vvvvv.net/sound/20210331.mov



2021/03/23

2239 今後のサウンド基準が・・・

オーディオへ求めるものが変わってきたのかも知れない。さり気なく中心に向かうようなサウンドに惹かれる。純銀単線ケーブルへの換装もその一環で、フルレンジスピーカーの控えめな佇まいをマルチユニット&マルチアンプから出せないものかと考えていた。過剰な空間表現力であるとか、エッジの効いた高精細感などは必要ない。ケーブルを入れ換えてほぼ半月、初期のエージングが済んだばかりだが当初の目標は果たせそうだ。昨晩聴いたベイズンストリートイーストのペギー・リー(1961年)、軽妙かつ濃厚なニュアンスにそれを実感した。もともとそういう音は入っていると言われると返す言葉はないが・・・瞬時に現れ消えていく微細な変化は聞き逃したくない。



2021/03/09

2238 チャーリーヘイデンのディープバスとスーパーウーファーの関係

チャーリー・ヘイデン&パット・メセニーの"Beyond the Missouri Sky"を聴く。このアルバムは聴きやすい仕上がりでBGMとしても楽しめるが、じつは故郷の遠い日々を慈しむ無言歌であり魂を沈める作品だと思っている。それはヘイデンの深く沈むディープバスに宿っていて、それが再現できるかどうかが問題だ。いままでは半分想像で感じていた部分が、リアルにサウンドとして提示されると嬉しい。静寂からの思いを込めたタッチ、長いエンベロープは消え入るまでのサウンド総体をディープバスが支えている。これが純銀単線の成せる技かはどうでも良く、ただ聴き惚れていた。

スーパーウーファー用のケーブルを純銀単線に換装した。専用パワーアンプは至近にあるのでケーブル長は60cm。従来使っていたアクロテック6Nはベストマッチングと考えていたので、どう変化するか? 実は、個別の変化とか比較にはあまり興味がないし、入れ替えの法則はここでも通用するようで結果は芳しくなかった(笑) やや軟調気味で押し出し感がない。それまでバランスを取っていたから変えた瞬間に良くなったとしたら、チューニングが失敗だったということではないだろうか。この銀線だからかどうかは不明だが、当初は眠いサウンドで、数時間〜数日で細部が浮き上がってくる印象。ここ数日はじっと我慢か。JBL D130は45Hzあたりまで十分なレスポンスがあるので、スーパーウーファーのクロスは実測しながら40Hzに設定している。音というよりは振動なのだが、チャーリーヘイデンのディープバスへの貢献は大きい。



2021/03/06

2237 改訂 スピーカーケーブルについて


自作のスピーカーシステム"AirEdge's One"は現在4WAYのバイアンプ駆動にまで拡張している。現状でも想像以上にまとまった音を出していると思うが、まだ改善の余地はあると踏んでいる。時としてウーファー領域とミッドレンジ以降において出音の違いを感じることがある。フルレンジ的一体感の実現と共に高域までのリニアな質感を求めると、現状のバリアはどこにあるのか? さまざまな阻害原因を探りながら、スピーカーケーブルの統一はひとつの解決策ではないかと考えていた。自作スピーカーシステムの良いところは、アンプからユニットまでの全配線を統一できることで、以前ベルデンの安価な白黒ケーブルで長さまできっちり揃えて試したことがあるが、一体感は実現できるももの潤いに欠ける質感に納得がいかなかった。現在はシルバーコーティングのQEDをアンプ〜LCネットワークに使い、LCネットワーク〜スピーカーユニットは銅撚り線のキャブタイヤを各種案配してなんとか凌いでいる状況。統一という意味では、FURUTECHのFS-15Sという1.5mm径銅単線が最有力候補だった時期がある。しかしこれで全帯域を揃えると何かしら固有の癖が乗りそうに思え躊躇しているうちにディスコンになってしまった。


次の一手は純銀単線だ。20年も以前の話だが、イルンゴオーディオのK氏と親しかったとき、電源から信号までALL純銀単線を用いて、わが家のシステムでデモンストレーションしてもらった。それまで抱いていた銀線に対する偏見が見事に打ち砕かれた。ストレスのない圧倒的な力感、立ち上がりから余韻までのエンベロープの美しさなど、わが家の装置がここまで鳴るかというレベルで、音楽の核に近づいているという実感があった。隣室にいた妻が、鮫島由美子の歌唱に驚いて飛んで来たくらい(笑)。とはいえこのイルンゴも含めメーカー製品で揃えると破産しそうな費用規模であり、次の一手には進めないでいた。
そんな折、純銀単線に特化したケーブル工房 "PREMIER CABLE" の存在を知った。テフロンチューブに単線を挿入しただけのシンプルな仕様で線径1.0mm。スピーカーケーブルは1mmが最善であるとの主張だったが、電気的容量は問題ないとしても、感覚的にやや細いじゃないかと保留にしていたら、昨年になって1.5mm径がラインナップされた。ノンシールドで防振対策なしは苦労しそうだが、過剰な処理も別の意味で問題なので、これを使いこなすのはオーディオ趣味としてはアリかなと思ったわけだ。という経緯で、昨年末にケーブル長、端末処理方法などをカスタム仕様として発注し、先日完成品が届いたのだった。ノンシールドは問題ないと考えているが、振動対策にどういう対処が可能か思案中。ホット・コールド別単線なのでケーブルの枝振りも重要で、装着までの道は長いがLCネットワークを含めすべてが純銀単線仕様になる。


とりあえず、ネットワークからユニットまでを結線した。一気に全取っ替えを考えていたのだが、個別の変化量を知っておく必要があると思い考え直した。要はスピーカーシステムの内部配線だけを入れ換えた状態。アンプの出力は減衰させないまま、ユニットの端子にL型パッドを仕込んでいる。新しいケーブルの端子はすべて圧着処理でハンダを追放している。ウーファー本体の振動を緩和する意味では、端子部分だけ錦糸線を挿入する方法があるが、当初はダイレクト結線で試したが古いJBLのスプリング端子では点接触になってしまい力感に欠けるので前途の方法に戻った。この状態で、高域方向のニュアンスが従来と大きく異なった。響きは多めに感じるが塊にならず分離しているのでコアの音がしっかり出ている。固有の癖は感じず、6C33B OTLアンプを使っていたときの透明で艶やかな立ち方に近い印象をもった。


数日後にアンプからユニットまでを入れ換えALL純銀単線になった。従来の帯域レベル設定のままで試聴しているが感触はいい。ややローコントラストながら銀線の癖や細さは感じられないので今後のエージングと使いこなしで大化けする予感。そこでツイター域をやや上げてアグレッシブ方向へ変更。かなり鮮明な立ち方になる。微細な描写は8Kのノンシャープネス画像を彷彿とさせる。アンプからユニットまでの全配線を統一したことで、4WAYの一体感は確実に上がっていると感じた。JBLとALTECの混成部隊がこのような音響球体を表現している不思議。分離感・先鋭感を失わずにフルレンジテイストを具現化する目標に近づいている。願わくばもう少し低重心にしたいところで、リアルタイム・アナライザーで測定しつつ31バンドのスライダーで調整した。今回はパワーアンプのレベル調整も再検討しながらトータルのバランスを取り直した。予想に反してアナログディスクが驚愕の再生で、濃密微細なニュアンスと立ち昇る色香に降参! CDでこのクオリティを出すという当面の目標も得たが、だめ押しの一手でスーパーウーファーにも純銀単線を発注している。