1942 ようやく、音楽が聴けるかなぁ(^◇^)
 この3週間、バイアンプシステムの可能性を試していた。単体アンプにつなぎ戻したりケーブル沼に足を取られたり、それはタイヘンだった。
で、結論!
CD聴くのに電源スイッチ13個入れるって 常識的にあり得ない。 それにこの光景。 アンプ4台で床が埋まり、ケーブルだらけ。 当然、家族の顰蹙を買っている。
しかしながら、バイアンプ駆動で決定(笑)
日頃、オーディオは音楽を聴くための手段だとか、マニアは嫌いだとか言っていたのだ。
どうか、笑ってやってくれたまえ。
じつは、このスピーカーシステムが完成した20年前から、マルチチャンネルとバイアンプには幾度となくトライし挫折し、今日に至っている。シングルアンプのまとまり具合、音楽を内側に引き寄せるフォースのようなものがマルチアンプでは難しかったのがその理由だが、これは、わたしの特定意見なので誤解なきよう。
6C33CB OTLが鳴らす中高域の流麗で粒状感のない質感、羽毛のような軽やかさ。しかし、OTLとはいえ低域は響きに曖昧さが出て、広大な空間をドライブしきれていない。対してアンプジラ2000の中低域の質感(まさにALTEC 515Bの帯域)は響きを過剰に乗せない強靱さが大いに魅力。ただし高域は地味でしなやかさに欠ける。
この両アンプの "いいとこ取り" が出来るかもしれないと、マルチチャンネル駆動は今後の課題だが、そもそもウーファーはダイレクト(ネットワークなし)なのでバイアンプドライブで、十分いけるような気がしていた。
今回の組み合わせで幸運だったのは、ウーファーとドライバのレベル差と二つのパワーアンプのゲイン差がほぼ同等だったことだ。
シングルアンプ時に必須だったドライバ用のL型パッド(ほぼ−12dB)を省いた状態で、アンプジラ2000と6C33CB OTLアンプの音圧レベルが均衡している。つまり、この複雑なオーディオシステムにおいて、メインボリューム以外にアナログ信号をトリミングする素子が一つも存在しないということ。これは、考えてみると結構スゴイことなのかもしれない。
さらに、スーパーツイター4PIを低域側から供給することで、パラレル接続であったドライバとのインピーダンス攪乱が抑えられた効果もある。
という蘊蓄はさておき、音楽を聴いた印象・・・
先のメリットが貢献しているのか、ごく小音量域でも全体のバランスが変化しない。複数の音の流れを阻害せずに一体感がある。音が消えたときの佇まいが美しい。声に不自然な重さがなくなりコンデンサ型のような浮遊感がある。これは意外!
大音量域で一体感がやや損なわれるのは難点で、空間飽和の可能性。これは従来と変わらず。諸般の事情から大音量は難しいので、これは我慢するかな。
ちなみに、ELAC 4PI とドライバ(ALTEC 802D)は振動板の位置を揃えている。 |