下のbackボタンで過去へ進みます。 幻聴日記第1期 INDEX はこちらから photo and Text: machinist |
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189 PENTAX*istDの匂い | 以前、カメラやレンズの最終画像における貢献度は「40%」と記したけれど、この写真のようにほとんど無補正の場合はカメラの特質が良く出る。やや暖色系ながら色相の回転(ずれ)が非常に少なく、中間部の階調がしっかりしている。反面、ご覧のようにハイライトは思いっきり飛ぶし、いわゆる解像感には欠ける。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC) |
2004/10/28 |
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188 パースペクティブ問題 | 35mmフィルムと異なるサイズの受光素子を持つデジタル一眼が出現してこのかた、画角から算出した倍率係数でレンズの焦点距離が語られるけど、どうも違和感がある。*istDに35mm単眼を付けると、画角は52.5ミリレンズと等価になり標準近似ではあるけど、パースペクティブは35mmレンズそのもので周囲がカットされただけの状態ではないか。でズームレンズで焦点距離を変えて撮影し、トリミングで同一の画角にそろえてみると、やや、見事に重なってしまった。遠近感と画角は分離できないようだ。(PENTAX*istD FA35mm F2AL) |
2004/10/25 |
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187 フレームの先にあるもの II | この日記に掲載している写真はほとんどノートリミングでアップしている。画面の特定部分を取り出すことはない。撮ったときの中心がずれると気持ちがわるいし、意図と異なる効果を狙うのは本質的に好きではないし、だいいち折角の画素がもったいないじゃないか。(PENTAX*istD FA ZOOM 28-105mm F4.0-5.6IF) |
2004/10/23 |
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186 フレームの先にあるもの I | 横木安良夫さんの10月20日の日記に面白い記述があった。後半だけ超要約すると、写真評論家の飯沢耕太郎氏が「ロバート・キャパはうまい写真家ではなかった」と述べていることに猛烈に噛みついていて、キャパの構図はフレームのなかでは無く、肉眼でみえる(感じる)配置であったり、現実の関係性にあると論破している。ぼく自身、写真を撮っていて感じているわだかまりを一掃してくれるような論点と視点に拍手した。まあ、写真だけじゃないと思うのだけどね。美術もデザインも音楽もオーディオも・・・。(PENTAX*istD FA ZOOM 28-105mm F4.0-5.6IF) |
2004/10/23 |
↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。 このページのすべての要素は製作者であるmachinistに著作権があります。複製使用等はご遠慮ください。 |