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photo and Text: machinist

266 仮想のキャンバス
リアルな空気を揺らすという意味では、元音場と再生のためのキャンバスは似ているけれど、エアーボリュームの差異、これは越えがたい壁だ。六畳間で再現するカテドラルの大伽藍は、ある意味で映画のスクリーンと似ていなくもない。現象と感覚はリニアに対応するわけではないので、人間の感性と機器や機構のそれぞれの進化は表裏一体なのかもしれない。そういえばこの20mm広角レンズの切り取る広大な世界に、ぼくのイメージは追いついていけない。(EOS-1Ds2 SIGMA 20mm/f1.8EX DG ISO1600, f2.8, 1/125sec)
2005/02/01



265
JPEGで撮る以上、露出はもちろんカラーパラメータもジャストフィットの配慮が必要だが、このEOSデジタルのデフォルトの色調は実は気に入ってない。赤がマゼンタ方向に微妙にずれたり、ミディアムトーンがやや明るめに出る傾向がある。このショットではカラーマトリックスをやや黄色方向に振ってみた。コントラストを低く設定して後処理でチューニングするのは、PENTAXのときと同じ。(EOS-1Ds2 EF24-70mm/f2.8 38mm域 ISO800, f2.8, 1/50sec)
2005/01/31



264 Mr.X
口と顔と写真の腕が悪い友人Xが、レンズ持参で新型デジカメを冷やかしにやって来た。「美人モデルに綺麗なライトを当てて撮る写真なんて、美しすぎてブルースがないよ。世俗の垢にまみれた人間の汚さも撮らなきゃ面白くない・・・」とのたまうので、じゃあこんなの撮れたから日記に載せてもいいかと許しを請うと、「俺はこんなに汚くない、人に見せるな。」って言うじゃな〜い。でも、「うん、まあ写真としちゃあ上出来だ。」だってさ。本人はブツブツ言っていたけれど、ざ残念〜、アップしちゃった。(EOS-1Ds2 Tamron SPAF28-75mm/f2.8XR 75mm域 ISO1250, f6.3, 1/15sec)
2005/01/29



263
*istDに使われているソニー製6M-CCDはギチギチの解像感はないけれど、階調をしっかり感じさせる技が凄い。加えてFA135mmの色のボディ感も侮りがたい。出色の出来映えだね。(PENTAX*istD FA135mm F2.8)
2005/01/28






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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