下のbackボタンで過去へ進みます。 幻聴日記第1期 INDEX はこちらから

photo and Text: machinist

290
(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC 23mm域 ISO800, f6.7, 1/500sec)
2005/02/25



289 幻聴日記BBS開設!
このレンズを導入して5日。人間ばかり撮っていることに気がついた。*istDの135mmもそうだったけれど、人物のいない望遠ショットは難しすぎるし・・・。で、超シンプルなBBSを設えたのでどうぞよろしく。ページ右上にリンクあり。(EOS-1Ds2 EF70-300mmDO 210mm域 ISO320, f8, 1/500sec)
2005/02/24



288 ハイブリッド・バイアンプの実験3
モダンファドの第一人者Misia(http://www.uk.misia-online.com/)彼女のアルバムのなかでぼくの一番の好みは1999年録音の「PAIXOES DIAGONAIS」だ。この1曲目のタイトル曲を最終トラックではピアノ伴奏のみで歌うが、ひたひたと迫ってくる情感の密度がチェックポイントだ。
今回のバイアンプ方式では、QUAD単体使用のときにかいま見せた硬質感がなくなり、ピアニシモが空気に同化する様はかつてない領域に達したと思う。このトラックのピアノ演奏は、ためらいとピアニシモのコントロールが絶妙で、純正調的なファドとの音階の違和感を覆いつくすほどの美しさ。ただ低域がファットで力感がそがれる印象もあり、ネットワークの再調整が必要になるだろう。(EOS-1Ds2 EF70-300mmDO 300mm域 ISO320, f11, 1/80sec)
2005/02/23



287 ハイブリッド・バイアンプの実験2
QUAD 303でALTEC 515を鳴らすという非常識は世の中でぼく一人と思うけれど、これ、実は良く合っていた。ルーツも想定使用環境も相入れない両者ではあるが、音を内側に丸め込む感触や位相的な滲みの少なさに同質のものを感じる。この組み合わせ、湿度感は隔たっているものの、打楽器の立ち上がりの自然さを聴いて、これ以上の物量投入は無意味と知った。惜しむらくは肌理が粗いことで、高域側では顕著だ。まあ70年代の家庭用アンプに微粒の空気感やしなやかさを求めるのは酷かもしれない。
一方の管球アンプは十数年前にRogers LS3/5A用に製作し、改造を重ねたもの。低域方向の制動力と色数の少なさを除けばほとんど問題点を見いだせない、というのは自画自賛でしかないが。上記の粒状感ではQUADを凌ぐし、高域の伸びはむしろ優れているように思える。ちなみにMJ誌やSS誌が我が家に取材にみえたときは、このアンプのみで鳴らしていた。今回の実験、この両者のいいとこ取りとなるのか・・・。*手前に見えるプリアンプはバイアンプ駆動用に2系統の出力をもつが、相互干渉をさけるため片方の出力はライントランスを経由する。(EOS-1Ds2 EF70-300mmDO 195mm域 ISO640, f5.6, 1/1250sec)
2005/02/22






次ページTOPページ前ページ HOMEページ




↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
このページのすべての要素は製作者であるmachinistに著作権があります。複製使用等はご遠慮ください。






Accepted IP

Kent Web様のCGIスクリプトを利用しています。- Topics Board -