次ページTOPページ前ページ
2016/07/01
1938 シュアーM44G

シュアーのM44は43年くらい前、ファンキーの野口伊織さんから使用リミットを過ぎたスタイラスをもらって試したことがある。当時常用していたV15タイプIIのボディに差し替えてローランド・カークの「溢れでる涙」を聴いて驚いた。濃密で黒く強靱で、ファンキー1Fのサウンドを彷彿とさせるものだった。

その末裔であるM44GをSL-1200GAEに付けてみた。とりあえずシュアー付属品のヘッドシェルで、同じソースを聴いたところ、ややナローながら躍動感が素晴らしく、それならとオーディオテクニカ製18gアルミブロックのシェルを試すと、音楽のスイートな部分が殺がれレンジの狭さとか粒子の粗さが露呈してしまった。仕方なく元に戻したが、60-70年代JAZZは文句なしの再現性で、ROCK系も余計な音を出さない凝縮力とスピード感。
SL-1200GAEのブロードなエネルギー供給能力の高さと驚異的なSNがその理由と勝手に思っている。



2016/06/27
1937

SP盤専用機として、Technics SL-1200GAEを導入した。
78回転を正確かつ強力に、しかも静かに回す能力は際だっていると感じる。



2016/06/22
1936 at BALI

2年前のバリ訪問時の映像を再編集してアップした。
撮影機材はSONY RX10で内蔵マイクロフォンによるリニアPCM録音であるが、
再生環境が整えば、サウンドクオリティは悪くないと思う。
拙い撮影技術をお詫びしたいが、画質モードを720pに設定すると少しまともになる(笑)


2014年6月18日夜(木)ウブド バドゥ・カル寺院
デサ・サンバハン Desa Adat Sambahan
ケチャ&ファイアーダンス
寺院の中庭、松明の光だけで繰り広げられる饗宴。




2014年6月20日昼(土)バツゥブラン村 某寺院
GIANYAR-BALI
舞踊のまえの前奏曲。日中の光にガムランの強烈な色彩感。




Gunung Sari "Kebyar Torompong"
2014年6月20日夜(土)プリアタン村 プリ・アグン・プリアタン王宮
"Kebyar Torompong"は坐位でTorompongを奏でるという意味。素晴らしい舞踏手だった。







2016/05/31
1935

荒井由美「ひこうき雲」から"雨の街を" この色彩感は何なのだろうと不思議に思った。瑞々しく切ないだけではなく、得も言われぬ「官能」の片鱗が随所にあるのだ。ユーミンの天才とはこういうものだったのか、と今になって思う。そして、浅川マキ「夜」。京都大学西講堂のライブで、わが家では定番なのだが、演奏会場とリスニングルームの空気が一体になる様とはこのこと。粉川忠範のトロンボーンは本物と較べても負けてない。←こういう言い方自体、倒錯趣味であることが露呈している・・・(笑)

1970年代、CBS SONYのレコーディングエンジニア、半田健一氏の邦楽とJAZZ録音は40年以上経過した今でも色褪せることはない。空間のアンビエンスを十分取り入れた録音なので、わが家ではやや重畳気味になるが、それでも、この実在感と強靱な芯。



2016/05/31
1934

自作のフォノイコライザー/ラインアンプは完成から17年になるが、いまだにわが家のオーディオ中枢なのだ。フォノイコライザー部分はSP盤専用として機能しているが、これをLP盤にも使いたいと以前から考えていた。それが果たせなかったのは帯域スペクトラムに微妙な偏差があって、どうにも修正しきれなかったからだ。逆RIAAカーブはシンプルなフィルターであるがゆえ、中間帯域における微調整の手立てがほとんどないのだ。無帰還CRタイプであることもその理由だ。

常用している「フェーズテックEA-3」はしなやかな風合いで音楽の躍動感をうまく描くし、帯域バランスにも癖がないが、軟弱と思える「音のコア」が気になっていた。ガツンとは来ないのだ。自作の方は素っ気ないくらいシンプルで一刀彫りのようにザックリとした質感。これの帯域を整えることができれば、EA-3を凌駕できるかもしれないと不遜にも思った。

このプリアンプは双三極管の3段構成で、初めの2段がフォノイコライザー、 最終段がラインアンプなので、2段目と3段目の間に、グラフィックイコライザーを挿入できれば問題解決ではないかと考え、改修工事を行った。 要はテープモニター回路と同様のIN/OUT端子を設定したわけだ。




2016/05/09
1933

iPhone 6s




2016/04/27
1932 福島第一原発の現状から

1号機格納容器内最大9700ミリシーベルト、建屋内最大5150ミリシーベルト。
2号機格納容器内最大7万2900ミリシーベルト、建屋内最大4400ミリシーベルト。
3号機建屋内最大4780ミリシーベルト。

唯一、原発事故報道を続けている東京新聞。これは4月23日の状況だ。毎週のようにチェックしているが改善はみられず、むしろ悪化している。無防備でこの数値は絶望以外にない。

本来なら、新聞の一面は毎日この記事で埋め尽くすべきだろう。
金曜午後になると、公用車で湯河原の別荘に通っているどこぞの知事。ありえないぞ!

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/condition/



2016/04/01
1931

EOS-1Dには隔絶したトーンがたしかにある。いまだに手放せない理由もそこにある。
そういえば、フォノバランス伝送を撤回した。問題は平衡/不平衡ではなく、トランスが介在することにあると思った。バランスのままヘッドアンプに入れることが叶うなら、それがBESTだろう。




次ページTOPページ前ページ