1443 ライティングモニターという手法(蘊蓄編)
 キヤノンのEOS-40Dで一眼レフによるライブビューを体験したときから、漠然と描いていた手法。目前の忙しさにかまけて実現できなかったのだが、ようやく実行してみた。要はカメラの外部出力をモニターして、ライティングをリアルタイムで設定するということ。これはPCによるカメラリモートという手段でも良かったのだが、電源を入れればクイックに機能する簡便さを優先した。
光源と反射/拡散、あるいは遮蔽のためのさまざまな機材は、カメラ本体からは離れているのが普通だから、これらのセッティングにおいてはカメラファインダーと数十回行き来をしながら暗中模索状態で決定していた。今回の外部モニターは5mのHDMIケーブルで繋がっているので、ライティング機材の間近にモニターを置いてリアルタイムで変化量を確認できるのがメリット。作業時間は従来の十分の一でより的確な設定を実現する。ちなみに、上の画像のセッティングは数分で結論が出た。 |