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2013/12/20
1720 個人的デジタルカメラ迷宮(一眼編)

暮れが近くなると新しいカメラが欲しくなるのは毎年のことで、
気分をかえて撮影のモチベーションを高めるというのは、けして望ましいことではないが
趣味の世界だから仕方がないと開き直る(笑)

昨年末にもとめたSONY NEX-7は、所有レンズが24mmと35mmのふたつだけで
ほんとは望遠域が欲しいところだが、これというものがラインナップされていない。
135mm手ぶれ補正付きなんていうレンズは今後もたぶん出ないだろう。
単焦点レンズをきっちり揃えていないシステムは興味をそがれる。
とはいえ、NEX-7はデザインが素晴らしい!ソニーらしさが充満している。
それにひきかえ例のフルサイズミラーレスだが、信じられないデザインセンスだ。

レンズ中心で考えると、フォクトレンダー NOKTON 42.5mm F0.95は興味深い。
これをオリンパスOM-D E-M1に付けるプランは、新しい世界が開けそうで期待が膨らむが、
フェイクペンタプリズムのボディデザインやメニュー画面のフォントが気に入らない。むしろPEN系ボディでお洒落に行くべきか?

一方で、PENTAXに戻ろうかとも考えた。大ぶりなK-3ではなくK-5 IIがいい。
パンケーキの21mmと70mmがあれば最強のスナップシューターだ。
PENTAXは操作系の良さ、画像処理の巧みさでAPS-Cでは、いまだにベストであると思う。

とはいえ、マウントをこれ以上増やしたくないから、
キヤノン*は撤退かと悩んでいたところへ・・・

突然、カールツァイス Apo-Sonnar T* 2/135が目に入ってしまった。

NIKON D800にD7100を追加して二台体制で臨めば135mmと200mmで楽しめるわけだ。
たぶん、135、APS-Cクラスで最強のクオリティではないだろうか。
これで、何が撮れるかというと、じつは考えていないのだ(笑)

話題沸騰のニコンDf、期待していたが大味なデザインにちょっとがっかり。
「F」のような凝縮感は望むべくもないが、面取りしすぎだし、プロポーションが・・・
でも、古いレンズを活用できるのは良い。
D800にニッコールオート付けて外せなくなったのは、なにを隠そう私だった。(泣)

* キヤノンの現有機は初代1Dだけになった。レンズはコシナ40mmとEF24-85mmのみ。



2013/12/20
1719




2013/12/11
諦めてはいけない!

特定秘密保護法が成立してしまった。
とても残念な事態だが、日本国憲法の枠を超える運用は出来ないはずで、
これを頼りにしっかり監視するしかない。
為政者の次なる一手は憲法改正だが、これを許したら日本は終わると思う。

http://www.nobuhiro813.com/kougi2-1.html




2013/12/06
緊急事態!

特定秘密保護法案は治安維持法と同義。
いまの時代にこんな悪法があり得るだろうか?
即刻廃案にすべき。



2013/10/09
1718

しばらくの間、更新が出来ません。
しかし、ふくらはぎや太ももの写真ばかりだなぁ、最近(笑)



2013/09/19
1717 ちょっと長すぎるヘッドコピー

その昔、宣伝会議が主催するコピーライター講座に通っていたことがある。
JRの"フルムーン"が課題だったときだが、ある生徒の作品がいまもこころに残っている。

「通りすぎた駅の名前は、ふたりで覚えていた。」



2013/09/16
1716

このカットはキヤノンG15で、下はソニーNEX-7なのだが、
なんかG15で十分な気がしている。
NEX-7用のVario-Tessar T* E 16-70mmをいち早く予約していたが、
結局、キャンセルしてしまった。



2013/09/08
1715 遅い夏休みから「ある人生」

中学3年の担任は我々の卒業と同時に、教職を退いて僧侶の道へ進んだ。
その少し後、彼は連れ添っていた美しい妻と別れ、教え子と再婚したのだった。
如何なる葛藤があったのか、うかがい知ることは出来なかったが、
そういう生き方があるということを知ったのは大きな収穫だった(笑)
彼は現代国語が専門で、じつは私の作文を褒めてくれた唯一の師でもある。

あれから、四十数年。
私と妻は遅い夏休みをとって、とある温泉地に向っていた。
蓼科→小諸→軽井沢→高崎→伊香保 というポリシーのない道中だ。

北関東の山麓にあるという、彼が住職を務める寺の存在はおぼろげに知っていたが
目の前に、記憶の片隅にあった名前と似た寺院が現れ、ざわめき感に襲われた。
そのときは心の準備ができずに行きすぎたのだが、
一晩考えて、この寺院を訪れることにした。昨日のことである。

「つかぬことをお聞きしますが、こちらの住職さまは○○さまでしょうか?」
「いえ、○○さんは、一文字違いの△△寺の方で、ここからクルマで10分ほどです。」
というわけで、教えていただいた寺院名をカーナビにセットして当地へ向かった。

玄関口に現れた奥さまと思われる方に挨拶をした。

たぶん、この方が件の女性で、考えてみれば私のちょっと先輩の同窓生にあたる。
いま、参りますのでこちらへという次第で本堂へ案内された。
それは小さく質素であったが、地域に根ざしたような暖かく優しい質感に包まれていた。

「やぁ、しばらくだったねぇ!」と、さすが現役の住職だ。張りのある発声で迎えてくれた。

ことし80歳になられたそうで、今日はお孫さんの子守を頼まれているとか。
突然の訪問なので、ほんの少しの会話でその場を辞したが
再会を約束して、握手をして分かれた。
その手の温もりから、平穏で幸せな日々が伝わってきたような気がした。




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