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photo and Text: machinist

005 挫折してわかるストラトの包容力
というわけで、ダキストに挫折したのは、これを長いこと使っていたからかもしれない。ストラトキャスター54年モデルの、これも復刻版。ガラ巻きコイルのPic Up「ブルーベルベット」を装着しているんだけど、この艶やかでクリーミーなサウンドは侮りがたい。ネックの太さを考えればカッティング奏法に向いているんでしょうね。でもわたしはこれを指で弾きます。
で、○○歳になったらストリートデビューしようと、けっこう真剣にトレーニングに励んでいた時期もあったのに、もはやその時期も過ぎていまは停滞している。でもこの楽器にふれていると、いつの日か数人の聴衆をまえにチェット・アトキンスアレンジの「イエスタデイ」を弾いている自分がイメージできるんだよね(笑)。
(LEICA DIGILUX1)
2004/03/10



004 ザ・ニューヨーカーのDNA、あるいは栄光と挫折
James L. D'Aquisto(1935-95)の代表作「NewYorker」。これはレプリカですけど、原図から忠実に再現しているだけあって、やはり大したものでありました。見ているだけでケニー・バレル「Midnight Blue」の"Soul Lament"が弾けそう思えてくる。しかし現実は・・・わたしの好む低い絃高ではこの楽器の本当の音色を引き出せない。1絃011も論外のようで、「キミには無理だよ。」ギター本人が諭すように伝えてきた。そういえばこのギターの前の持ち主も、弾きこなせなくてレスポールに戻ったんだっけ。恐るべしギターのDNA。。。
(LEICA DIGILUX1)
2004/03/10



003 非マニア宣言!較べることに飽きたんだよね。
オーディオ装置は、けっこう複雑な系で成り立っているから、なにかを換えれば音はかならず変化します。オーディオマニアはそういう不安定な仕掛けを楽しんでいるのかもしれないけれど、わたしはマニアではないので、いつも同じコンディションで聴きたいし機械のことは出来れば考えたくない。くるまのフロントマスクは運転しているときは気にならないものです。ちょっとはなしが違うか(笑)。機械の出す音はそれぞれ異なるけれど、機械同士を較べてどうするんだと個人的には思うわけです。較ぶべくは音楽との距離であって、いつも一対一の関係ではないか、とね。
(PENTAX*istD FA ZOOM 28-105mm F4.0-5.6IF)
2004/03/09



002 関連付け・・・
SP盤の話題が続きます。
昭和10年頃の日本コロムビアの長唄や、ほぼ同年代のサボイ盤のチャーリー・パーカーなど素晴らしいハイファイサウンドに思えます。F、Dレンジとも不満なんてまったくない。これをCDRに記録して再生すると、大幅にクオリティダウンして聴こえるのが不思議。気になるのでリッピングデータをFFT分析してみると、ノイズ成分は20KHzまで伸びている。
ここで、仮説をひとつ。
脳は楽音とノイズを関連づけて、記録されていないはずの高域を感じているのではないか、と。「だまし絵」というのか「判じ絵」というのか、ありますよね。あれと同じか。
ノイズをカットした復刻盤の音が悪い理由がわかったぞ(笑)
(PENTAX*istD FA ZOOM 28-105mm F4.0-5.6IF)
2004/03/09






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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