下のbackボタンで過去へ進みます。 幻聴日記第1期 INDEX はこちらから photo and Text: machinist |
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129 ウエッブデザインの過去・現在・未来 その4 | 当初、CSS(スタイルシート)とdHTML(ダイナミックHTML)に興味をもった。後者はJavaScriptでスタイルシートを制御する手法である。軽いデータ量でユーザーサイドのインタラクティブな利便性を実現するという意味で「FLASH」を駆逐するかと期待した。しかし結果はFLASHの完勝に終わった。dHTMLの参考書を数えきれないくらい読んでいたから、この段階でかなり疲れた。FLASHはナビゲーションに利用すれば、優れたインタフェイスを実現するけど、TVに劣る動画を延々と見せられたんじゃ堪らない。ブロードバンド全盛とはいえボトルネックはいたるところにある。ウエッブのデータが軽いほど良いのは今も変わらない、と思う。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC) いま124-129の写真をあらためて見ていたら、とても同じ人間が撮ったとは思えない一貫性の無さ。スタイルってもんを確立できるんだろうか。いやはや。。。 |
2004/07/21 |
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128 ウエッブデザインの過去・現在・未来 その3 | その利点というのは閲覧者の選択性・双方向性である。ハイパーリンクはクリックひとつで別の本の指定のページを瞬時に開かせる。画面サイズもテキストの大きさも見る側で決めることが出来る。これをデザインの制約と考えたら本質を見失う。従来の固定させていくデザイン手法とはまったく異なるパラダイムが求められるということだ。そもそも仕上がりサイズを規定できないデザインというものがあり得るのかと考えたら、あった。そのむかし目指していた舞台装置デザインはエリアに柔軟性をもたせている。そこは絶対サイズではなくそれぞれの関係性のなかで全体が決まる。そのような経緯からウエッブデザインに関心を持ち、すでに6年が経過した。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC) |
2004/07/20 |
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127 ウエッブデザインの過去・現在・未来 その2 | 開業したてのSO-NETに加入したのは1995年だった。14.4Kのモデムはテキストページを見るには支障ないものの、画像表示は途方もない時間を必要とし実用性はなきに等しい状態だった。これならパソコン通信で十分というのが率直な感想。テキストにしても、ぼくの考える文字組概念を一蹴するが如き無制御状態であって、WEBとグラフィックデザインを結びつけて考えることは無かった。ところが3年後、欧米の優れたウェッブサイトを閲覧する機会があり衝撃を覚えた。立派にデザインコントロールができている上、印刷物では不可能な利点を多く持っていることに気がついた。(PENTAX*istD FA35mm F2AL) |
2004/07/19 |
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126 ウエッブデザインの過去・現在・未来 その1 | 電信機の発明を受けてナサニエル・ホーソン(アメリカ1804―1864)が発した言葉・・・「今や地球は一瞬にして振動する巨大な丸い知性となった」。150年も以前、この作家の頭のなかにはすでにインターネットの概念が存在していたのかもしれない。日本のインターネット元年は1995年というのが通説なので、まだ10年にも満たないけれど、はるか昔の出来事のように思える。WEBに限定して、いちグラフィックデザイナーとしての意見を述べてみたい。だれも読まないだろうなあ。(笑)(PENTAX*istD FA35mm F2AL) |
2004/07/19 |
↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。 このページのすべての要素は製作者であるmachinistに著作権があります。複製使用等はご遠慮ください。 |