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2018/08/23
2069 アナログGEQは素晴らしい!

幾度となく繰り返している補整作業、新しいフローに従って、2機種のGEQを再調整してみた。

1:ベリンガーウルトラカーブ96/24のピンクノイズをマランツ7TのAUXに入力。
2:マランツ7Tのテープモニター機能を経由して、アナログGEQで31バンドのイコライジング。
3:マランツ7TのプリOUTをジェフローランドカプリS2のダイレクト端子に入力。
4:ジェフローランドカプリS2のバランスコンバーターのみを利用して、
5:アンプジラ2000に入力し3wayスピーカー+サブウーファーを駆動。
6:スピーカーホーン軸上1mをマイクロフォンで測定(参考値として軸上2.5mやセンター位置でも測定)
7:ベリンガーウルトラカーブ96/24のリアルタイムアナライザーで61バンドのスペクトラムを観測。
8:アナログGEQの31バンドスライダーを調整しながらリアルタイムアナライザーを確認。

ざっとこのような手順で、面倒にみえるが(笑)20分くらいで追い込める。サブウーファーの受け持ち帯域はフラットにして、サブウーファーのパラメータのみで調整。リアルタイムアナライザーがないと、聴感では位相設定(0°〜360°無段階)が無理なのだ。

アナログGEQは写真上がDBX、下がクラークテクニークで、設定が微妙に異なるのは、軸上2.5mとセンター位置の参考値を、どの程度反映させるかのさじ加減で、これが2機種の差になる。基本、リスニングポイントでの測定値は無視している(笑)

追伸1:
現代のアナログGEQはSNが良く、音質的劣化もほとんどないと思われる。
スライダー紙一重の変化が、ピンクノイズから聴き取れる31バンドアナログGEQはやはり素晴らしい!

追伸2:
マランツ7Tの評価が低かったのは、フォノイコのクオリティのせいかも。
ラインのクオリティは、現代でも十分通用するレベルで、躍動感は無敵?



2018/08/09
2068 マランツ7T 導入!

7Tのデビューは1965年くらいで、後期モデルでさえ50年経過していて、はたしてコンディションの良い個体が存在しているのか? 1年がかりで探そうと決心したのがつい3週間前。

ところが幸運にも、捜索三台目にして巡り会ってしまった。

SP盤の補整カーブはターンオーバーが150-250Hz前後なので、LP用のRIAAカーブ(ターンオーバー500Hz)ではその辺りが過剰になる。以前使っていたウーファーALTEC 515Bはネットワークスルーのせいなのか、割れ鍋綴じ蓋的に誤魔化され(たぶん)気にならなかった。ところが自作のLCネットワークに替え、こちらはクロス付近をフラットに整えているので弊害が顕著になった。仕方なくターンオーバー可変のフォノイコを宛がって急場を凌いでいたが、SP盤カーブのフォノイコ導入は必須と思い始めていた。

いくつかのガレージメーカーがSP専用フォノイコを出しているが、筐体デザインが素人同然だしリセールバリューはなきに等しい。現在のイチオシは M2TECHのJoplin MKII と考えるが SP盤の”勢い”をAD変換して良いものかどうか、心情的にはNGだ。

で、思い出したのがマランツの7Tという訳だ。フォノイコセレクタで"Old 78"を選ぶ。もはや伝説になったチューブ式の7Cは高価で除外! というか ECC83(12AX7)が好みではないから、自作フォノイコに走った経緯がある。

この個体、リアパネルの端子類にサビは一切なく、フロントパネルもご覧の通り。とりあえずプリアンプ部を含め稼働テスト中だが、至って正常でガリもノイズもない。フォノイコの残留ノイズは極小とは言い難いが時代を考えれば仕方ない。サウンドの第一印象は勢いがあって艶やか! 上の写真はCDを繋いでいるが、マッシブな躍動感は格別。もしかすると、こちらがメインプリになる予感も! 7Tを収めるべく新しいラックを製作依頼中で、クラシックなウッドケースを外すと想像以上にコンパクト!



2018/06/20
2067 SP盤専用プレイヤのはずが・・・

Ortofon RS212は当然とはいえSPU MONOとの相性が良いようで困ったことになった。プレイヤー三台体制は無理(笑)



2018/06/08
2066 SP盤専用プレイヤー再び その2

という次第で週末は雨模様とのことで、早起きしてキャビネットの塗り直しを決行した。塗料はファインスプレー・ブラッセン(常温黒染剤・艶消しタイプ)。光沢平滑面でも食いつきが良い微粒子スプレーだ。そしてスパイクの位置に注目!ラックの支柱に合わせている。



2018/06/08
2065 SP盤専用プレイヤー再び その1

機材を減らそうと、一年前にテクニクスSL-1200GAEを導入しプレイヤー1台体制に落ち着いたのだが、カートリッジの付け替えが面倒で、SP盤を聴く機会が減ってしまった。常用のピッカリングXSV-3000は針圧1.0グラムで、大雑把な私でも気合いを入れて調整しなきゃならんし・・・ テクニクスSL-1000R 2本アーム仕様が脳裏をかすめたが、あれは高すぎるし、といって廉価版SL-1200を横に並べるのもいまいち気が乗らない。
そこで、10年前までSP盤専用機として使ったトーレンスTD124がベストではないかと再び考えた。これに装備されているクラッチ機構がSP盤の掛け替えには超便利なのだ。今回の個体はきちんと整備されている模様で、冬場に78回転に届かないこともなさそう(笑)キャビネットはマフォガニーと思われる美麗な突き板の積層構造で完璧な造りだ。色合いがわが家にはまったく合わないのが唯一の難点か。(写真の左上に写っているアンプはターンオーバーとロールオフを連続可変できるフォノイコ。奇しくもノブ色が同じ。)

トーンアームはOrtofon RS212。中質量タイプのダイナミックバランス型で、実物はけっこうカッコいいと思う。面白いのは、針圧付加のスプリングの起点をオフセットしてインサイドフォースキャンセルを同時に行う仕組みだ。しかし精度は超わるい・・・(左のダイヤルでバネの起点をスライドさせる。)
写真左下は、とりあえずの配置状況。色が合わないねぇ。



2018/06/05
2064

富樫雅彦トリオ "motion" 1977年 ジャケットデザイン:清原悦志

新宿若松町にあった清原悦志デザイン室に勤めだした頃の仕事だ。わたしは暗室仕事を日がな一日こなす見習いのポジションで、タイトルはモンセンの見本帳から複写した紙焼きを版下に貼り込んでいた。本文は活版清刷。写真植字はクオリティで活字に適わなかった時代である。ちなみに4本ある横罫線は烏口である。



2018/06/04
2063

ユニットのフロント側をバッフルに取り付けているのは、ホーン構造の制約からで、エッジを押さえる厚紙を介しているから剛性は低い。バッフルに鬼眼ナットを埋め込んで5mm径ボルトで強固に取り付けているが、ここは悩みの種なのだ。 フランジのフロント側に真鍮製のガスケット(リング)を取り付けてバッフルと強固に連結させるアイデアが浮かんだが、金属の音色が乗ることを危惧して断念した。結局はブランクの4箇所の穴にステンレス5mm径スクリューネジを追加する安直路線(笑) バッフルは外側のリブが本体に連結する超堅牢構造なので、一種のスティフネス制御で上手く行くかも?? 固めすぎると固有の音色が現れるのは常だ。



2018/06/02
2062

ピッカリングXSV-3000である。70年代の後半、住んでいた家の4.5畳の屋根裏で使っていたものだ。DUAL1219にマイクロ精機銅製プラッターを介して、YAHAMAの15インチギターアンプをベースにした変則5waySP。怒濤のEW&Fだったが、燐家から苦情が来た。受験生がいるので困ると。アンプはパイオニアのプリメインSA-9900電源改造バージョン。・・・年寄りは昔話が五月蠅い(笑) で、40年後のピカリング、針圧1.0gで絶好調。ちなみに件の受験生はその後、公認会計士になり、わたしは顧客のひとりになった。




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