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photo and Text: machinist

229
御苑と新宿通りを結ぶ、南北に走る細い路地。
北側の突き当たりは総ガラス張りのビル。
この季節の昼下がり、ほんの一瞬だけ
太陽の直接光とガラスに反射した偽太陽の
コンビネーションが楽しめる。
ガラスの反射を背にして撮ってみた。
(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC)
2004/12/23



228
未来はクルマの所有が禁止されて、インフラとして装備されるらしい。動く道路にイスが付いたみたいな感じかしら。音楽を所有するってことも、考えてみるとヘンなことではあるけど、これが、いちばん音楽に入り込める。図書館で借りたCDでさえ、なにかしら落ち着かない。ストリーミングで聴く音楽って、選択の自由はあるものの餌付けされてるように思えなくも・・・。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC)
2004/12/20



227 「AUDIO & MUSIC」というサイトのいちコンテンツです。
この幻聴日記、ご覧になった方からときどき反響をいただく。なかには「いったい誰にむかって発信しているのか。マニアックな話題を相手かまわず振りまいて自慢でもしてるんか・・・」みたいな厳しい批判もある。「日記」と銘打った個人的内容をウエブで公にしているのだから、批判の対象になるのはじつは本望なわけで、もっとシビアな反応をいただけるなら一層ありがたい。とはいえ、このページは「AUDIO & MUSIC」というサイトのいちコンテンツであるという位置づけを変えるつもりはないので悪しからず。
写真は道でばったり出会った知人とドトールコーヒーでよもやま話が盛り上がったついでに、PENTAX*istD のマニュアル動作がいかに優れているかというデモンストレーションで撮ったワンショット。マニュアル露出、マニュアルフォーカスである。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC)
2004/12/17



226 温帯低気圧
昨晩、NHK-BSでオン・エアーされた「わが麗しき恋物語 〜 クミコ ドラマティックコンサート」にたいそう感銘を受けた。先月おこなわれたオーチャード・ホールのリサイタルの模様をシンプルに構成したセンスとサウンドクオリティも際だって良かったけれど、なによりクミコさんの等身大で自然な雰囲気と歌詞に込められた「言霊」の輝きに、90分間、身じろぎもせずに聴き入ってしまった。
以前「もう森へなんか行かない」をCDで聴いたとき、マットで心地よい質感に好感をもったのだけど、すでにあのレベルをはるかに越えているのではないだろうか。歌のなかのドラマへ注ぐフォーカスや聴衆への放射力は、日本語で歌う女性ヴォーカリストとして故人を含め最高レベルに肉薄していると思った。彼女が持つ、とてつもないポテンシャルは、自身の全貌を見せる前段階を物語っていると感じる。これから10年20年の歳月をかけて大輪の花を咲かせるのではないか。
・・・ふと、温帯低気圧のことを連想した。熱帯低気圧(台風)は海水温度が下がるエリアに入ると急速に衰えるけれど、あれは低温であっても衰えるすべを知らないばかりか、オホーツク海で巨大に発達したりする。このあいだ東京地区に観測史上最大の風速をもたらしたのも温帯低気圧だった。(PENTAX*istD FA ZOOM 28-105mm F4.0-5.6IF)
2004/12/14






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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