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photo and Text: machinist

238
次期デジタルカメラの選定はいまだ難航していて、けっきょく年を越してしまった。仕事の合間をぬってカメラ屋に入り浸っているのは去年と同じ(笑)。ここでは持参メディアに写させてもらって仕事場に戻り、いつもと同じようにRAW展開と階調補整を施しそのカメラのキャラクターを見定める。すでに飽きるほどの機種を検討した・・・。蛍光灯下のけして美しくはない光景でもこのキヤノンはヌケがいいし、透明な空気感は他では得がたいものがある。しかしボディ感が若干希薄なのと青から藍系統の色再現に違和感があるのとISO200ですでにノイズが気になりだすのが難点。ということはもう「アレ」しかないのかなあ。(CANON EOS 1Ds EF50mm/f1.4)
2005/01/08



237 機械循環系
で、トーンアームの音が納得できないという話の続き。オイルダンプという先入観をくつがえす鮮明でブリリアントな高域にちょっと驚いたのだけれど、中低域がまったく弾まない。分析的に聴くとスピード感に時定数をもたせてしまったというか、低域が鈍く楽しさ成分がはなはだ欠如している。
トーンアームというのは、レコードプレイヤーという機械循環系のなかで音を支配する重要なディバイスだ。ちなみにこの循環系は、レコード溝→スタイラス→カンチレバー→その支持点→カートリッジボディ→アーム可動部→アーム軸受けと支持部→アームボード→プレイヤーボディ→ターンテーブルシャフトの支点→ターンテーブル→レコードマット→レコード、というように自由に動かなければいけないモノと動いてはならないモノが入り乱れる混成部隊だからいっそう難しい。物量にものをいわせて動かない部分をガチガチに固めるのは好みではないから「割れ鍋閉じ蓋」にせざるを得ないわけだ。今回の悪音の理由はだいたいの見当がついているので、どんな蓋を被せるか思案中・・・(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC)
2005/01/07



236
なんの変哲もない街の風景。普通の生活があって、ちょっと低くなった陽とその陰があればいい。つまらない写真かもしれないけど、こういう写真を撮りたいと思っている。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC)
2005/01/06



235
25年間苦楽を共にしたレコードプレイヤーを手放したのだけど、運良く未使用のオイルダンプアームを入手できた。ワンポイント支持のスタティックバランス式で、とりあえずトーレンスのターンテーブルに装着してみた。音は納得できるレベルには程遠い。「割れ鍋閉じ蓋」の均衡を保っていたわが家の装置は、何かを変えれば必ず悪い方向にシフトするのが通例なので、それほど気にはしていないが・・・。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC)
2005/01/05






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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