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photo and Text: machinist

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情報量の罠に落ちてはいけないと、012や186でも触れている横木安良夫さんのDIGITAL DAY BY DAY、2003年9月2日の日記 をもう一度読んでみた。「写真は無限の情報量のある、僕らの生きている世界から、殆どの情報を捨てることによって何か真実を発見する作業だから。」たしかにそう思う。高解像カメラに舞い上がっているぼくには天の声のように聞こえた。あえて加えるなら、捨てた情報を背後に感じさせる表現というものが有るのではないか、と青二才は思った。・・・このワンコの背後にはなーんもありませんけど。(EOS-1Ds2 EF24-70mm/f2.8 絞り開放1/30sec)
2005/01/19



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この「幻聴日記」の画像は750/500pxの画素で成り立っている。ベイヤー配列の600万画素デジタルカメラは実質1500/1000pxの情報量であるから、補正などを施して750/500pxに落とし込むのは理に適っていると思っている。EOS-1Ds2は4992/3328pxの画素をはき出すので次期幻聴日記は1248/832pxが適正値ということになるのか。スクロールしないで見られるひとは何パーセントいるのだろう?
この写真は4992/3328pxの記録を最小限のロスで750/500pxサイズに表示する実験の途中報告でもある。アンシャープマスクのピクセル半径や適応量は非常識な数値を設定したが、これはモニターの最小ドットより小さなサイズを感じさせるためのテクニックだ。(EOS-1Ds2 EF50mm/f1.4)
2005/01/18



246
この24-70mm/f2.8は広角端24mmではタル型歪みが激しく、1/10の価格のシグマ18-50DCと同列でややがっかりした。なのにこの32mm域ではズームレンズとは思えない優秀さ。(EOS-1Ds2 EF24-70mm/f2.8)
2005/01/18



245
245、246はJPEGで撮影した。評価測光マイナス1/2補正をPhotoShop CSの16bitキャンバス上で階調補正をする。おまじないに近いかもしれないが、壁面のテクスチュアに驚いた。RAWでも前1点のように露出を外せば救済できないということを改めて感じる。キヤノンのJPEG技術が凄いのかもしれない。(EOS-1Ds2 EF24-70mm/f2.8)
2005/01/18






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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