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photo and Text: machinist

273 13群16枚のクリアネス
普段、モノ撮り以外には使わない大型三脚をベランダに出して目の前の風景を撮ってみた。2048px画像はこちらから→ (EOS-1Ds2 EF24-70mm f2.8)
2005/06/01



372 Green Garden Blues I
(EOS-1Ds2 SIGMA 14mm f2.8EX)
2005/05/31



371 空間周波数 超概論(w 3
低い空間周波数の的確な再現は、階調すなわち「bit」のクオリティに依存する。この日記では「色のボディ感」などと幻惑させるような表現をたびたび使ったけれど、これは低い周波数の表現力と同意でもあるのだ。キヤノンの初期デジックは「塗り絵」などと揶揄されたが、空間周波数の高い部分を強調し、低い部分はいっそう低く(フラット方向に)イコライジングしていたのかもしれない。オーディオにおいてサウンドスペクトラムのバランスが重要なように、画像も解像度だけでは語れない。
いまや写真ブログが大盛況で、高画質画像が多くなったけれど、チリチリの解像度を誇示するような写真もたまに目にする。もっとボディを・・・(EOS-1Ds2 SIGMA 14mm f2.8EX)
2005/05/27



370 空間周波数 超概論(w 2
空間周波数が「高い」ということは高密度で濃度変化を繰り返すということだ。満開の桜をロングで撮り、なおかつ十分に解像していれば空間周波数が高域側に多く分布しているということになる。デジタル記録の場合は最小ドットの明暗連鎖が記録リミットであり、これがナイキスト周波数と呼ばれる。では空間周波数が「低い」とはどのような事態なのか? これは緩やかな長い周期の変化であり、言いかえれば階調の連続的・暫時的変化だ。夕空の青から藍に至るグラデーションや肌の微妙な陰影などは、いくら解像度が高くても階調が豊富でなければ再現できない。(EOS-1Ds2 SIGMA 14mm f2.8EX)
2005/05/27






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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